女子ゴルフの佐伯三貴(33)=大和ハウス工業=が18日、西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた故郷の東広島市に寄付を行った。市役所を訪れ、先週のサマンサタバサレディースで獲得した賞金全額62万4000円を高垣広徳市長に手渡した。佐伯は「少しでも早い復旧のお手伝いができたらいいと思い、寄付をさせていただきました。今後も東広島市出身のアスリートとして、長い期間お手伝いできたらと思います」と話した。
佐伯は12日に行われたサマンサタバサレディースのプロアマ戦後、故郷を襲った豪雨災害について取材に対応。実家は無事だったが、「知人が砂を撤去したりする場面をニュースで見た。スポーツで元気を与えられるように頑張らなきゃ」と語っていた。宮城・東北福祉大出身で東日本大震災では義援金を送っている。