男子シニアツアーのファンケルクラシック(8月17~19日、静岡・裾野CC)の開催会見が23日、都内のホテルで行われ、プロ野球・巨人の原辰徳前監督(60)がアマチュア枠で初出場することが発表された。名門の相模原GC、戸塚CCでクラブチャンピオンに輝いた実績を持つ“野球界NO1ゴルファー”が、シニアの真剣勝負に挑む。
レギュラー48勝&シニア5勝の中嶋常幸(63)、日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘(62)らとともに壇上に上がった原さんは、「これまで野球界の会見にはビビることなく胸を張って臨んできましたが、今回の会見は少々違います」と苦笑い。第1ラウンドでは中嶋との同組対決を熱望し、中嶋も「原さんには負けたくない」と、“ライバル心”をのぞかせた。
22日に60歳の誕生日を迎え「還暦万歳! 赤いチャンチャンコを着ましたよ」。大会会長でもあるファンケルの池森賢二代表取締役会長執行役員ファウンダー(81)が、「多くのギャラリーに来ていただきたい」と話すと、原さんは「東京ドームのファンを裾野CCに呼びましょう。あまり言うと巨人軍に怒られてしまいますけど」と笑顔。「目標スコアはない。当日のスコアが私のベスト。必死にもがいている姿を見てもらいたい」と、爽やかに宣言した。