「4番サード、原」シニアゴルフ2日目は“凡打連発”で大苦戦


1番ティーショットを放つ原辰徳さん(カメラ・今西 淳)

1番ティーショットを放つ原辰徳さん(カメラ・今西 淳)

 ◆男子プロゴルフシニアツアーファンケルクラシック 第2日(18日、静岡・裾野CC=7009ヤード、パー72)

 アマチュア枠で大会に初出場したプロ野球・巨人の原辰徳前監督(60)=ファンケル=は5番までボギーとダブルボギーが続く大苦戦となった。

 第1日を6オーバー、78で68位スタートの若大将はこの日も1番パー4で「4番サード、原!」のアナウンスと「ホームラン、頼むぞ」というファンの声援を受けてティーオフ。第1打は270ヤード先のフェアウェーをキープした。ファンの期待通りバックスクリーン直撃ホームラン級の快打を披露したが、その後は凡打を連発。第2打をグリーン右に外し、ボギーをたたくと、2番は第1打を左がけ下に落としてダブルボギー。3番から5番まで連続ボギーをたたいた。6番でようやく初めてパーセーブしたが、6ホールで6つもスコアを落とした。

 ただ、原さんへの期待と注目は大きく、大ギャラリーが起伏のあるコースを若大将とともに大汗を流しながら追った。コース外でも第1日に続き、裾野CC周辺は若大将お目当ての「辰徳渋滞」が発生。コース手前の約3キロから車が列をなした。

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