◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ第１戦 ノーサントラスト（２３日、米ニュージャージー州リッジウッドＣＣ、７３８５ヤード＝パー７１）
松山英樹（２６）＝ＬＥＸＵＳ＝は５バーディー、１ボギー、６７で回り、首位と１打差の５位と好スタートを切った。２週前のメジャー最終戦、全米プロ選手権最終日から６ラウンド連続で６０台をマークした。小平智（２８）＝Ａｄｍｉｒａｌ＝は２バーディー、４ボギー、７３で９６位と出遅れた。全米プロで２位と復活したタイガー・ウッズ（４２）＝米国＝は７１で６０位だった。
前週（１１位）から調子を上げる松山は安定したプレーで首位と１打差の６７で、「初日としては悪くない」と納得の表情を見せた。前半１１番で２メートル半を沈めると、３連続バーディー。１７番で３メートル、１番で４メートルを沈めた。パーオン率８３・３３％は全体４位。「スコアはつくれている。（ベストな状態まで）もう少し」と前向きに捉えた。
海外メディアから「体重が減った？」「父親になると成績が落ちる選手が多いが」などと質問が飛んだが、「３キロ絞ろうと思ったが、心労で６、７キロ痩せたので戻したい」「（父親になったのと成績は）偶然」とかわした。最後は「今でもゴルフは好き？」と聞かれ、「オフコース（もちろん）」と即答。今週からのプレーオフではポイントが４倍になり、年間王者に向けて大きな追い上げが可能だが、「そこは気にせず２日目も頑張りたい」と足元を見つめた。