丸山大“心臓破りの坂”で踏ん張り、31位から6位に急浮上


丸山大輔

丸山大輔

 ◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 第2日(31日、山梨・富士桜CC=7566ヤード、パー71)

 午前組が終了。2005年に今大会でツアー初優勝を飾った丸山大輔(47)=アイテック=がツアー屈指の難コースを4バーディー、1ボギーの68で回り、通算2アンダーとして31位から6位に急浮上した。富士山麓に広がるコースは標高1000メートル以上で高低差が大きい。「3番ホールの上り坂がバロメーターです。13年前に優勝した時はキャディーさんとしゃべりながら上っていたものですが、今は『頼むから話しかけないでくれ』という感じ。それでも上れなくなったら引退ですよ」と冗談交じりに話した。打ち上げの3番パー5はティーグラウンドが標高約1000メートルでグリーンは同1030メートル。残り130ヤードの第3打をピン右5メートルに乗せ、バーディーパットをねじ込んだ。「はぁあぁ、言いながら打ちました」と“心臓破り”のホールを苦笑いしながら振り返った。

 朴ジュンウォン(32)=フリー=と崔虎星(44)=フリー=の韓国勢が通算4アンダーで首位。

 先週のRIZAP KBCオーガスタでツアー初優勝を飾った出水田大二郎(25)=TOSS=は通算4オーバーの60位で予選通過ラインぎりぎり。先週からツアー復帰した片山晋呉(45)=は通算6オーバーとして2試合連続の予選落ちが濃厚となった。

 首位スタートの星野陸也(22)=フリー=は午後組で6ホールを消化し、2バーディー、1ボギーでスコアを1つ伸ばし、通算4アンダーとして首位をキープしている。

 選手会長の石川遼(26)=カシオ=は28日に体調不良のため欠場を発表している。

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