成田美寿々が初優勝の思い出の大会でツアー通算11勝目


優勝しガッツポーズする成田美寿々

優勝しガッツポーズする成田美寿々

 ◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース最終日(14日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C=6675ヤード、パー72)

 6位からスタートした成田美寿々が、6バーディー、2ボギー、68で回り、通算8アンダーで、6月のアース・モンダミンカップ以来、今季3勝&ツアー通算11勝目を挙げた。12年大会ではツアー参戦1年目の20歳で初優勝を飾っている。

 1番でティーショットを左のラフに入れるも、第3打でピン約2・5メートル、2番でもピン約1メートルにぴたりとつけ、連続バーディーを奪って勢いに乗った。16番では約7メートルのイーグルパットを外すも、バーディーパットを沈めて9アンダーの単独首位に立った。だが、最終18番で約5メートルのパーパットを外し、ボギー。8アンダーでホールアウトし、最終組で回る韓国のアン・ソンジュのプレーを見守った。

 その後アン・ソンジュが約2メートルのパーパットを外すと優勝が決まり、成田は笑顔を見せた。

 2位にはアン・ソンジュが1打差の7アンダーで入り、「自分の実力がなかった」と悔し涙を流した。

 3位には16位から出た20歳の松田鈴英が4バーディー、ボギーなしの68で6アンダーとし、3位スタートの三ケ島かな、韓国のイミ・ニョンと並んで入った。

 アマチュアの西村優菜は、1バーディー、2ボギーの73で回り、1アンダーでローアマに輝いた。

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