◆男子プロゴルフツアー国内メジャー第3戦日本オープン<最終日> 14日午前7時15分スタート、神奈川・横浜CC=7257ヤード、パー71、賞金総額2億円(優勝4000万円)、曇り、弱風
曇り空の下、第25組までがスタートした。JR東戸塚駅からほど近く、午前10時までに4000人以上のギャラリーが詰めかけている。
35位で出た石川遼選手会長(27)=カシオ=が、536ヤードの4番パー5で、ギャラリーを熱くさせた。ドライバーでフェアウェーに運び、第2打はグリーン右手前のバンカーへ。深いバンカーからの第3打は鮮やかにチップイン。カップインが見えなかった本人は、わき起こったギャラリーの大喝采に両手を広げて応えた。佐藤賢和キャディー(38)と笑顔でハイタッチ。前半9ホールを終えて、スコアを1つ伸ばして1アンダーの29位へ浮上している。
また、独特のスイングで海外でも話題を呼んでいる崔虎星(45)=韓国=がティーオフすると、大勢のギャラリーから歓声があがった。左足を軸にバレリーナのように体を大きく回すフォローのアイアンショットを1番の第2打で早くも披露し、ファンを喜ばせていた。
ともにツアー初優勝を目指す最終組は、午前11時48分にティーオフ予定。稲森佑貴(24)=フリー=は通算11アンダーで単独首位。竹安俊也(26)=COZY=が3打差の2位で18ホールに臨む。