美人プロ松田鈴英2差3位!安定の秘ケツは「おケツです」


 ◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス第1日(9日、千葉・グレートアイランドC)

 美人プロの松田鈴英(れい、20)=ニトリ=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、首位と2打差の3位と好発進した。本格参戦1年目ながらトップ5入り5回。「おケツ」を鍛えて飛距離アップを図る成長株は初優勝へ強い意欲を示した。佐伯三貴(34)=大和ハウス工業=が66で首位。賞金ランク3位から逆転賞金女王を目指す鈴木愛(24)=セールスフォース=は68で3位。

 スケールが大きく、華がある松田が絶好のスタートを切った。この日の同組はイ・ボミと原英莉花。人気プロが集った中でも抜群の存在感を発揮した。5番パー5は2オン狙い。惜しくもグリーンには届かなかったが、第3打を寄せて初バーディーを奪うと、その後は3バーディーを重ねた。首位と2打差の3位。「ドライバーが良かったです」と納得の表情で話した。

 167センチ、54キロとモデル並みの細身ながら、ドライバー飛距離ランク9位(247・37ヤード)。さらなるパワーアップのため専門トレーナーの指導の下、筋力アップに励んでいる。重点的に鍛えているのは「おケツです」とほほ笑んだ。

 前週に開催された日米共催のTOTOジャパンクラシックでは世界トップのパワーと技術を実感。「世界で私もやりたいと思った」と将来の米ツアー進出の野望を明かす。そのためにも日本ツアー初優勝は必須条件だ。賞金ランク15位で来季の初シードは決定的。残るターゲットは「今年中に勝ちたい」。おケツを鍛える松田の決意は固い。(竹内 達朗)

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