◆三井住友VISA太平洋マスターズ第2日(9日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
10月に今季初勝利を挙げ、賞金ランクトップに立っている今平周吾(26)=フリー=は10ホールまで終え、11番の第2打地点でサスペンデッドとなった。この時点で2バーディー、1ボギーでスコアを1つ伸ばし、通算3アンダーで暫定7位につけた。
「少しでも伸ばしたい」と臨むと、1番で8メートルのバーディーパットを沈め、幸先良くスタートした。3番パー5でも第3打を1メートル半につけてバーディーを取った。510ヤードと距離が長い6番パー4は第1打を右ラフに入れ、ボギー。「もう少し左に打ちたかったけど、左はOBがあるので逃げてしまった」と振り返り、「まだアンダーパーなので、明日残りのホールでどれだけ伸ばせるかですね」と第2日を見据えた。
サスペンデッド決定後は、石川遼選手会長(27)ら6選手で、集まったファンにサイン会を開いた。その後は「(トレーナーから)ケアを受けて、明日に備えたい」と、万全の準備で追い上げを期した。