◆ダンロップフェニックス(15日開幕、宮崎・フェニックスCC=7027ヤード、パー71)
2014年大会覇者の松山英樹(26)=LEXUS=は13日、会場で18ホールの練習ラウンドを行った。竹安俊也(26)、比嘉一貴(23)の東北福祉大勢に加え、嘉数光倫(28)と4人で回った。
松山は10番から出ると、11番グリーンでは、隣接する2番ティー付近にいた前週初優勝の額賀辰徳(34)に歩み寄り、祝福した。後半6番では、後ろの組を回っていた世界ランク1位で大会2連覇中のブルックス・ケプカ(28)=米国=とがっちり握手し、互いの健闘を誓い合った。
だが、肝心のショットに関しては復調途上のようだ。ティーショットを2、3球放つなど入念に調整したが、16番や最終9番のドライバーショットを左に曲げるなど、納得いかない表情を浮かべる場面が目立った。
ラウンド後はドライビングレンジで約1時間20分、球を打ち込んだ。2018年は日米両ツアーで、まだ勝利がない。前週46位からの復調を目指し、懸命の調整を続けた。松山は15、16日の予選ラウンドで石川遼(27)、星野陸也(22)と同組で回る。