◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー今季最終戦 日本シリーズJTカップ第1日(29日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
賞金ランク1位の今平周吾(26)=フリー=は7バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの2アンダー、68で3打差7位と好発進。12番ではカップを破壊する起死回生のチップインバーディーを奪った。最終組で直接対決したランク2位、南アフリカのショーン・ノリス(36)=JOYX=は5オーバーで最下位の29位。今平の初の賞金王タイトルに“当確ランプ”がともった。
ノリスは逆転での賞金王には優勝した上で今平の結果次第という崖っ縁だが、75で最下位と大きく出遅れ。18番では手前2メートルからのボギーパットがカップに届かず、急傾斜でほぼ同じ位置まで戻り「ひどい一日だった」と悔やんだ。首位とは10打差で逆転は絶望的。それでも「明日は失うものがないので、アグレッシブに攻めていきたい」と前を向いた。