◆女子プロゴルフ新人戦 加賀電子カップ最終日(7日・千葉グレートアイランドC)
9位から出た黄金世代の渋野日向子(20)=フリー=が6バーディー、1ボギーでこの日のベストスコア67で回り、通算3アンダーで3位。「悔しかったけど、1年間で一番いいスコアでした」とうなずいて見せた。
今季はレギュラーツアーで唯一参戦したアース・モンダミンカップ(6月21~24日・千葉・カメリアヒルズCC)では、第1ラウンドの9番パー3でホールインワンを達成した。報道陣に今季の思い出を聞かれると「2個あるんですけど…」と切り出し「1つはプロテストに合格したことで、もう1つはホールインワンです」と笑顔で答えた。
「順風満帆」と語る1年を終え、オフには体力を重点的にトレーニングし、飛距離20ヤードアップを目指す。「私はアイアンショットが嫌いではないんです。どちらかと言えばショットメーカーなので、距離を伸ばせたらバーディーチャンスにつけられると思うので」と意気込んだ。
来季はレギュラーツアーに初めて本格参戦する。「目指すのは(賞金)シードですけど、前半戦でどれだけできるかなので、頑張りたいと思います」。プロの登竜門と言われる今大会で3位。「2日間めっちゃ楽しかったです!」確かな自信を糧に、新たなステージに挑む。