来年4月新設のゴルフの世界的な女子アマチュア大会「オーガスタ・ナショナル女子アマ選手権」(同3~6日の3日間、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGCなど)に、日本の女子高生4人が出場することが17日、分かった。17年日本女子アマ優勝の安田祐香(兵庫・滝川二高)、18年日本女子アマ&日本ジュニア2冠の吉田優利(千葉・麗沢高)、西村優菜(大阪・大商大高)、古江彩佳(滝川二高、いずれも3年)に大会側から日本ゴルフ協会を通じ、申し入れがあった。
同大会は、1934年から当地で行われる男子の海外メジャー・マスターズの“女子版”とされ、前週にあたる4月第1週に54ホールで争われる。72人が出場し、最初の36ホールは近隣で行われ、上位30人が名門オーガスタで栄冠を争う。同コースは、かつては男性会員限定だったが、全米女性評議会などから差別だとして抗議を受け、12年に元米国務長官のライス氏ら2人が最初の女性会員となった経緯を持つ。
11~13番ホールは神に祈るほど難しいとされ、「アーメンコーナー」といわれる。優勝者には来年の全米女子オープン、全英女子オープン出場権が付与されるだけに、夢舞台でのプレーに注目が集まる。