ゴルフのアジアンツアーとの共同主管大会で、日本男子ツアーの開幕戦となるSMBCシンガポールオープンは17日から4日間、セントーサGCで行われる。
2017年の海外メジャー・マスターズ覇者で昨年のシンガポールオープンを制したセルヒオ・ガルシア(39)=スペイン=が15日、公式会見に登場した。「ディフェンディングチャンピオンとして、ここに来られることは特別だ。新年の幕開けにとても興奮している」と落ち着いた表情で話した。
今年から、R&Aにより新しいゴルフ規則が施行される。ガルシアは「いくつかの点で明らかに変わったのは皆さん知っての通り」とし、「慣れていかなければいけない」とうなずいた。ドロップする位置が肩から膝の高さに変わることや、以前と違ってグリーン上のスパイクマークの修復が可能になったことについて触れ、「できる? できない?とやらなければならない。それは自分に返ってくる類いのものだが、興味深いね」とコメントした。
会場で調整した石川遼(27)も新規則について「まだしっくりきていないところがあるので、意外と危ないかも(笑い)。気をつけてやらないといけない」と語った。旗ざおを立てたままでもプレーできる新ルールに関しても「ピンを抜く、抜かないはあるけど、あくまでもプレーファーストにつながるように。模範となるプレーをしたい」と強調した。