◆米男子プロゴルフツアー フェニックス・オープン第2日(1日、米アリゾナ州TPCスコッツデール)
27位から出た16、17年大会王者の松山英樹(26)=LEXUS=は5バーディー、3ボギーの69をマーク。通算5アンダーで首位と8打差の24位に浮上した。71位から出た小平智(29)=Admiral=は70で1アンダー64位に浮上し、予選通過のカットラインぎりぎりで決勝ラウンドに進んだ。65をマークしたリッキー・ファウラー(米国)が13アンダーで単独首位。
10番から出た松山は、前半3ボギーで波に乗れない。だが、折り返しの18番。第1打をフェアウェーに運ぶとピン手前2メートルにつけ、2つ目のバーディー。ようやく流れをつかむと、後半は2、3番で連続バーディーなど巻き返した。「18番でいいティーショットが打ててバーディーを取れて流れが変わると思った。その後3つ取れたのは良かった」と振り返った。
前週は得意のアイアンショットが復調し、約1年半ぶりに3位に入った。「昨日に比べたら良かったけど、先週に比べたら全然ダメ」と依然、厳しい表情。2季ぶりの通算6勝目に向け「伸ばさないと優勝のチャンスはない。自分の状態を上げて良いスコアで回れたら」と、過去2勝の得意コースで8打差を追いかける。