米女子プロゴルフツアーのISPSハンダ・ビック・オープンは7日から4日間、オーストラリアのサーティンスビーチ・リンクスで行われる。昨年12月25日にプロ転向した山口すず夏(18)=環境ステーション=がプロデビュー戦を迎える。
山口は1月24日にオーストラリア入りし、「気温にも慣れておきたい」と、最初はシドニーで調整し、次週のISPSハンダ女子オーストラリア・オープンのグランジGCで練習ラウンドも行った。
今週の会場については「下が硬くて、日本より転がるイメージ。計算が難しい」と印象を語った。プロとしての実感は「デビュー戦なのでしっかり頑張りたい。緊張しても自分のプレーをしたい。これから1年間戦っていくので、楽しみ」と意気込んだ。
遠征には、アマチュア時代にキャディーとして支えた父・裕之さん(58)が帯同し、「食事は父が作ってくれている。好き嫌いはほとんどないので大丈夫」と感謝する。海外生活については「疲れたら日本のドラマを見たり、リフレッシュしている。もっと英語が話せたらいいな、と思う。一緒に練習ラウンドする人といろいろ話せたら」と語った。
まずは5月のリシャッフル(日本でいうリランキング)までに後半戦出場権の獲得が目標。「今週からの3週間が大事だと思うので、上位で終わりたい」と、オーストラリア2戦と21日開幕のホンダLPGA(タイ)までの3連戦を見据えた。