大手飲料メーカー「伊藤園」(本社・東京都渋谷区)は26日、日本女子プロゴルフの大里桃子(20)と浜田茉優(23)と所属契約の締結を発表した。
身長170センチの大里は昨年7月にプロテストに合格。飛距離を武器に、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)に入会から史上最短23日で8月のCATレディースで初優勝を飾った。大里は「ラウンド中はいつもお茶を飲んでいるほど『お茶好き』なので、お茶を代表する会社から所属の話をいただき、大変光栄です。一歩ずつ成長し、将来的には賞金女王になりたいです」と同社を通じてコメントを発表した。
浜田は昨季、開幕戦のダイキンオーキッドレディスで3位に入るなど、賞金ランク35位で賞金シードを獲得した。「応援してあげたい、と思っていただけるようなプレーや、人柄になりたいと思っています。所属という名に恥じないよう一生懸命頑張ってまいります」とコメントした。
伊藤園は1985年から34年間、国内女子ツアーの伊藤園レディスを開催している。同社所属選手は、ツアー20勝の塩谷育代(56)、同2勝の前田陽子(34)、高橋恵(22)、田辺ひかり(21)と合わせて6人となった。