男子ゴルフの金谷拓実（２０）＝東北福祉大２年＝が３日、約２週間の同大ゴルフ部の豪州合宿へ成田空港を出発。昨年１０月、アジア・パシフィック・アマチュア選手権を制し、出場権を得た、約１か月後に迫る、今年メジャー、マスターズ（４月１１～１４日・米ジョージア州オーガスタナショナルＧＣ）に「１０月のアジアアマ（＝アジア・パシフィックアマチュア選手権、シンガポール）の時は、まだ半年あるなという感じだったけど、近づいてきたなという感じ」と心境を語った。
米ツアーに初出場した、ソニー・オープン（１月・米ハワイ州ワイアラエＣＣ）の時には、１１年に同じくアマチュアで出場した、大学の先輩である松山英樹（２７）＝ＬＥＸＵＳ＝から「もっと飛ばないと厳しい」とアドバイスを受けた。先輩の言葉を胸に、オフはトレーニングを中心に励んだ。 総距離７４７５ヤードの難関コースに向け、合宿では「（マスターズでは）長いクラブを持つと思うから練習したい」。ロングアイアンを中心に打ち込む。１１年の松山以来となるローアマチュア獲得を見据える。