大会前日、練習ラウンドで調整した（左から）西村優菜、吉田優利、安田祐香
ゴルフのアジア太平洋女子アマ選手権が２５日から４日間、茨城・ザ・ロイヤルＧＣ（６４３１ヤード、パー７２）で日本初開催。今年のエビアン選手権とＡＩＧ全英女子オープンのメジャー２大会、来年のオーガスタナショナル女子アマの出場権をかけ、日本勢８人を含む８０人が出場する。
２２日の海外メジャー、全米女子オープンの日本地区予選会で２位に入り、本戦の出場権を初獲得した、吉田優利（１９）＝日本ウェルネススポーツ大１年＝が、１週間に３つのメジャー切符獲得へ「まだ１９歳だけど（この先）そんな経験ができることなんて、そんなにないと思う。楽しみが大きい」と意欲を見せた。 メジャー初切符獲得後は、自身のツイッターやインスタグラムに祝福のコメントが相次ぎ、「あれ？誕生日かな？というぐらい通知がすごくて、ようやく落ち着いた」と笑顔。「たくさんの人に応援してもらえるのはうれしいし、モチベーションになる」と感謝した。
地元・千葉と同じ関東にある会場は１６年にナショナルチーム入りする前、「何度も回ったことがある」。慣れ親しんだコースということもあり、前日（２３日）は休養日に充てた。この日は午前８時から練習ラウンドで１８ホール回り、ショットなど入念に調整。「この試合にピークを合わせてきた。状態はいい」と好調をアピール。「何度回ってもグリーンが複雑で難しいコース。いかにショートゲームを取れるかが鍵になる。ホスト国だし関東なので、特別な大会。頑張りたい」と力を込めた。初日（２５日）は午前１０時１０分に１０番からスタートする。