◆女子プロゴルフツアー今季メジャー第1戦・ワールドレディスサロンパスカップ第1日(9日、茨城・茨城GC東C=6560ヤード、パー72)
「久光製薬presents 宮里藍 スペシャルイベント」と題して、17年限りで現役を引退した日米通算24勝の宮里藍さん(33)が社会科見学の模擬インタビューにサプライズ登場した。記者会見場で小学6年生の生徒たちから質疑応答を受けた。
ゴルフを始めた時の話やプロ生活について語った藍さんは女の子から「指輪をしてますけど結婚してますか? 子供はいますか?」と聞かれ、「去年結婚しました。ゆくゆくは子供は欲しい」と笑顔で回答。「もし子供がいたら、ゴルフをさせたいですか?」との質問には「子供がやりたいと言えば一緒にやりたい。自分がやっていたからといって、押しつけたくはないけど、どんな年齢でも始められるスポーツなので」と答えた。
野球をやっているという男の子からは、ゴルフで使う筋肉についての質問も。「下半身と背筋がしっかりしていることが大事ですね」と話した。藍さんはツアープロ生活で、ゴルフの時間以外に友人と会ったりする私生活の時間も大事だったと強調。米ツアーでの12年間でいろいろな国に行き、様々な国民性を見て「自分は自分でいいんだ」と再確認したことも明かした。
「ゴルフはミスのスポーツ。失敗してから、また次のステップにチャレンジすることが大事なことです」と、子供たちの学校生活や習い事にも例えて語りかけた。