女子プロゴルフツアーのヨネックスレディスは7日から3日間、新潟・ヨネックスCC(6456ヤード、パー72)で行われる。前週のリゾートトラストレディスで1998年度生まれの「黄金世代」では7人目のツアー初優勝を飾った原英莉花(20)=日本通運=は6日、プロアマ戦で調整し「ただただ、もう一回勝ちたいだけ。地に足をついたゴルフをしたい」と2勝目を見据えた。
優勝翌日の4日には千葉県内のジャンボ邸を訪れ、師匠の尾崎将司(72)=I.S.T=に報告。夕食時の乾杯で「“とりあえず”おめでとう」と声をかけられた。しかし、早くも帰り際には師匠から「早く2勝目頑張れよ」とゲキがとんだ。原は「そこ(2勝目、目指せ!)が強いのかな」と、言葉をかみしめた。
優勝後周囲の反響も大きかったといい、「たくさんの人に『おめでとう』と言っていただいて、やっとプロゴルファーになれたという感じです。(連絡が来たのは)200件以上ですね。まだ返している途中です」と笑った。友人から「ウルトラマンになったの?」と言われた、前週のウィンイングパット直後の右手を突き上げたシーンも映像で確認したといい「(ウルトラマンのように)飛ぶのかな?みたいな感じだった」と笑顔を見せた。