◆女子プロゴルフツアー 宮里藍 サントリーレディス 最終日(16日、六甲国際GC=6511ヤード、パー72、観衆9563)
鈴木愛(25)=セールスフォース=が今季2勝目を挙げた。前日が雷雲接近でサスペンデッドとなり、早朝から合計28ホールをこなすハードなスケジュールになったが、第3Rを71、最終Rを70で回り、2位と1打差で頂点に立った。
前週に全米女子オープンで5位に入った比嘉真美子が最終Rを6バーディー、1ボギーと猛烈な追い上げを見せたが惜しくも2位に終わった。最終18番でバーディーを決めるなど、鈴木を最後まで追いかけたが届かず「できることは最大限やった。最終日までの3ラウンドで、あまり伸ばせなかったのが届かなかった理由。今日は良いプレーができたと思う」とすがすがしい表情で振り返った。
通算10アンダーの3位には穴井詩、河本結、新垣比菜が並んだ。河本は3位に終わった2週前のリゾートトラストレディスに続き、またも優勝を逃し「良いショットが結果につながらなかった」と反省した。