７番ティーショットを放つ高橋彩華。初日５アンダーで首位に立った
◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス第１日（２１日、千葉・袖ケ浦ＣＣ新袖Ｃ＝６５４８ヤード、パー７２）
午前中に降雨による１１分間の中断を挟んだが、第１ラウンドが終了した。１９９８年度生まれの黄金世代で８人目の優勝を目指す高橋彩華（さやか）と、２０１１年伊藤園レディス以来の２勝目を狙う藤本麻子が６７で首位に並んだ。６バーディー、１ボギーの高橋は「今日は７５点くらい。（減点は）８番のボギーと、約３メートルのチャンスを３つくらい外したこと」としながら、「朝の練習で（ショットの）タイミングが合うようになった」と笑顔で振り返った。
６８で回った浜田茉優、福山恵梨、エイミー・コガが３位につける。山戸未夢、下川めぐみ、青木瀬令奈、Ｓ・ランクン（タイ）、黄アルム（韓国）の５人が６９で、６位で追走する。前週Ｖと好調で大会２連覇を狙う鈴木愛は３バーディー、１ボギーの７０で１１位につけた。鈴木は「先週の疲れも少し残り、なかなか体が思うように動かなかったが、何とか回れてアンダーパー（２アンダー）で終われたのでとりあえず良かった。（連覇は）日曜日の後半で２打差以内なら意識する」と話した。
渋野日向子、小祝さくらも、７０で１１位。比嘉真美子、新垣比菜、１４～１６年大会覇者の申ジエ（韓国）が７１で２０位。勝みなみは７２で３２位、原英莉花は７３で４４位となっている。次週終了後の第１回リランキング（出場優先順位見直し）へ正念場を迎えている美人プロの三浦桃香は、７６で８２位スタートとなった。