石川遼は67で29位に浮上「淡々とやれている感じはする」。最終日は上位へ


1番第1打を放つ石川遼

1番第1打を放つ石川遼

 ◆男子プロゴルフツアー ダンロップ・スリクソン 福島オープン第3日(29日、福島・グランディ那須白河GC=6961ヤード、パー72)

 43位から出た石川遼(27)=カシオ=は10番から出て、6バーディー、1ボギーの67をマーク。通算10アンダーで29位に浮上した。

 10番の第1打をドライバーを握り、フェアウェーど真ん中に運ぶと、約3メートルを沈め、バーディー発進を決めた。この日はピンが手前に切られた12番パー3で、第1打が思ったよりも飛んでしまいグリーン奥となるピンチ。ピンとボールの中間に立ち、数秒間じっくりと考えた結果、第2打はグリーン上からウェッジを握った。2メートル半に寄せて、これを落ち着いて沈めナイスパー。後半も3つのバーディーを重ねて、スコアを5つ伸ばし、「淡々とやれている感じがする。ただ、バーディーチャンスは少なかった」と振り返った。

 今大会の最少スコアは昨年大会で香妻陣一朗がマークした60で、ビッグスコアが出やすいコース。今年も初日から3ラウンド連続で63がマークされる。石川も「これ(きょうまでのプレー)を続けて行けば、どんどんチャンスは生まれてくる」と上位をうかがう。

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