松山英樹、アイアンショット修正で強風対策万全…全英OP練習ラウンド


大西洋をバックに記念撮影した(左から)松山、堀川、金谷、テレビ解説の丸山氏

大西洋をバックに記念撮影した(左から)松山、堀川、金谷、テレビ解説の丸山氏

 【ポートラッシュ(英国)16日=岩原正幸】男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英オープンは当地のロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)で18日から4日間、行われる。日本勢は8人が出場し、7年連続7度目出場の松山英樹(27)=LEXUS=は9ホールの練習ラウンドで調整。海風が吹くリンクスコース対応のポイントにアイアンショットの修正を挙げた。

 松山は、初出場の堀川未来夢、金谷と9ホールを回り「アイアンショットが少し悪くなっているので、そこを直せればという感じ」と静かに話した。2週前の米ツアー、3Mオープンで優勝争いの末に7位。「時差ぼけがちょうどいい」と苦笑いしたが、前週は一時帰国して休養に充て、メジャー最終戦に備えた。

 9番パー4では左ラフからの第2打をピン手前1メートルに運び、68年ぶりとなる同会場での全英開催に盛り上がる北アイルランドの観客を沸かせた。米ツアー公式サイトの優勝予想では9番手に推された。初出場した13年の6位以降、全英ではトップ10がないが、「風向き次第。(楽しみも不安も)どっちもない」と平然。ラウンド後は約2時間、ショット練習などで汗を流した。「調整できれば、そういう(難しい)条件にも対応できる」。強風のリンクス対策に余念がなかった。

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