松山英樹はバーディー締めでイーブンパーの滑り出し「悪くはない」


 ◆米男子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦 全英オープン第1日(18日、北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC=7344ヤード、パー71)

 日本男子初のメジャー制覇を目指す松山英樹(27)=LEXUS=は3バーディー、3ボギーのイーブンパー、71で発進した。1番で3パットのボギー発進。2番パー5のバーディーでスコアを戻したが、4番、6番ではともにショートパットを外し前半を2オーバーで折り返した。

 雨が強くなった後半10番で、8メートルを沈めるバーディー。パーを続けて迎えた最終18番ではピンまで残り187ヤードのフェアウェーから5アイアンで4メートルに運び、これを沈めてバーディー締めした。

 松山は「悪くはない。10、11番くらいは(悪天候で)しんどかった。(10番バーディーは)考える暇もなく打ったら入った。ショットは思ったよりやれた。(18番バーディーは)入っていなかったので、入って気分的に楽になった」と話した。

 序盤はグリーンの速さを合わせるのに苦戦し「思ったよりスピードが出て難しかった」と振り返った。暴風雨の中で練習ラウンドした前日(17日)について触れ、「回る時間帯を間違えたかな。一番ぬれている時間に回っていたから、そのイメージが残ってしまった」と苦笑した。「体調はいい。(初日としては)悪くはない」とうなずき、「明日(第2日)のスタートが遅いので寝ます」と語った。

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