ソフトバンク工藤監督の娘・遥加が「火曜トーナメント」トップ通過


工藤遥加

工藤遥加

 女子プロゴルフのセンチュリー21レディスは26日から3日間、埼玉・石坂GC(6470ヤード、パー72)で行われる。23日、同コースで主催者推薦選考会(通称マンデートーナメント、またはチューズデートーナメント)が行われ、前週のサマンサタバサレディースで最終日最終組を回った工藤遥加(26)=セガサミーホールディングス=が70でトップ通過した。第2日に3位に浮上しながら最終的に13位に終わった工藤は「先週の経験から学んだことを発揮したい」と今週のリベンジに意欲を示した。

 工藤はソフトバンク工藤公康監督(56)の長女で、イケメン俳優の阿須加(27)の妹。今季序盤は苦戦していたが、5月に父から貴重なアドバイスで浮上のきっかけをつかんだ。「自然に体が動いていないだけだよ。毎日、素振りを1000回やった方がいい」と父からアドバイスを受けて以来、重いバット型の素振り用クラブを毎日1000回、振り続けた。「何も考えず、素振りの音だけを聞いて振っています」。その結果、持ち前の豪打が復活した。NHKの朝ドラ「なつぞら」に出演中の阿須加の激励も力になっている。「お兄ちゃんには『オレが一番、応援しているよ』と励ましてもらっています」と感謝する。

 先週は最終日に失速したが、抜群の飛距離のドライバーショットでギャラリーを沸かせた。参加28選手で本戦出場枠わずか4という「狭き門」の予選会を突破した工藤は今週も存在感を発揮しそうだ。

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