美人プロ原英莉花が急失速 ちょうど1年前にプロ合格の稲見萌寧が首位


1番でバーディーを奪った原英莉花

1番でバーディーを奪った原英莉花

 ◆女子プロゴルフツアー センチュリー21レディス 第2日(27日、埼玉・石坂GC=6470ヤード、パー72)

 早朝の豪雨の影響でコース修復作業に時間を要し、予定より2時間遅れで競技は始まり、最終組が前半を終了した。

 首位から出た美人プロ原英莉花(20)=日本通運=は1、2番で連続バーディーと絶好のスタートを切ったが、7、8番で連続ボギー、さらに9番でダブルボギーをたたいた。3ホールで4つもスコアを落とす急失速で通算3アンダーで3打差6位に後退した。

 1打差の2位から出た稲見萌寧(もね、19)=都築電気=が前半の9ホールを3バーディー、1ボギーの34で回り、通算6アンダーで首位に浮上した。ちょうど1年前にプロテストに合格したばかりの新鋭が初優勝を目指して、後半に突入した。

 1打差の2位に小橋絵利子(31)=RSK山陽放送=、福山恵梨(26)=フリー=が続く。先週のサマンサタバサレディースで待望の初優勝挙げた小祝さくら(21)=ニトリ=は10番を終了し、5打差の18位につけている。

 午後零時の時点で、気温32度に達したこの日、今季ここまで賞金ランク5位と好調の河本結(20)=フリー=が7ホール終了後、猛暑による体調不良のため、棄権した。「頭がボーッとしてきて、構えて、どう打つか分からなくなった。このまま、ゴルフをしたくないと思った」と状況を説明した。高温に加え、早朝の豪雨の影響で湿度も上がり、過酷なコンディションで“熱戦”が続いている。

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