松山英樹、6打33位「タラタラしないように」


 ◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ第1戦 ノーザントラスト第1日(8日、米ニュージャージー州リバティーナショナルGC)

 日本勢唯一出場の松山英樹(27)=LEXUS=は5バーディー、2ボギーの68で回り、首位と6打差の3アンダー33位だった。前週、女子でメジャー制覇を遂げた渋野日向子に刺激を受け「タラタラしないように」と巻き返しを誓う。タイガー・ウッズ(43)=米国=は75と崩れ、4オーバーの116位と出遅れた。62のトロイ・メリット(33)=米国=が9アンダーで首位。

 プレーオフシリーズ6年連続出場の松山が、納得のスタートを切った。10番から出て、12番パー4(426ヤード)で残り105ヤードからの第2打をピン1メートルにつけると、そこから3連続バーディーと絶好のスタート。中盤こそ得意のショットが乱れたが、後半は8番パー5(600ヤード)で第3打を2メートルにつけてバーディー。68と伸ばし、「チャンスにつけられたところもある。アンダーパーで回れたので、明日につながった」とうなずいた。

 前週、日本女子で42年ぶりメジャー制覇の快挙を遂げた渋野が、プレー中に食べていたことで大人気となった、よっちゃん食品工業製造の駄菓子“タラタラしてんじゃね~よ”にひっかけて「“タラタラ”しないように頑張りたい」とニヤリ。「すごさを感じた」と絶賛する渋野に刺激を受け、6打差の巻き返しを誓った。

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