AIG全英女子オープン優勝から凱旋試合の渋野日向子は、首位と3打差の2アンダーの暫定11位でホールアウト


1番、3打目を放つ渋野日向子

1番、3打目を放つ渋野日向子

 ◆女子プロゴルフツアー北海道meijiカップ<第1日>9日、北海道・札幌国際CC島松C(6531ヤード、パー72)

 前週のAIG全英女子オープンで、日本女子2人目のメジャー制覇の快挙を達成した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が4バーディー、2ボギーの2アンダー、70をマーク。首位と3打差の暫定11位でホールアウトした。

 午前10時40分に1番からティーオフ。393ヤードの1番パー4は、ドライバーでフェアウェー真ん中に運んで大喝采を浴びる。第2打でグリーン手前に外し、3打目のアプローチは4メートルショート。パーパットはわずかに外れてボギー発進となった。

 555ヤードの6番パー5で、3オンして2メートルのスライスラインを沈めて初バーディーを奪った。136ヤードの7番パー3は第1打でグリーンを外し、第2打のアプローチが1・5メートルショートしてボギーとなった。

 約40分の昼食休憩をはさんで後半に突入。12番パー5は、5メートルを沈めてバーディー。16番は3メートルのフックラインを決めて伸ばした。最終18番パー5も1・5メートルを決めて笑顔で、大きな拍手を浴びた。

 早朝からスタート直前まで強い雨が降り、渋野組がスタートする頃に止んだ。その後、曇天の下で風が強く吹いた。世界を魅了した「スマイル・シンデレラ」の注目度は高く、大ギャラリーと大勢の報道陣を引き連れてのラウンドとなった。

 2008、12年の全英女子オープン覇者の申ジエ(韓国)が、5アンダーの単独首位。

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