AIG全英女子オープン優勝から凱旋試合の渋野日向子は、1オーバーの50位で後半へ


1番、ティーショットを放つ渋野日向子

1番、ティーショットを放つ渋野日向子

 ◆女子プロゴルフツアー北海道meijiカップ <第1日>9日、北海道・札幌国際CC島松C(6531ヤード、パー72)

 前週のAIG全英女子オープンで、日本女子2人目のメジャー制覇の快挙を達成した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が前半9ホールを1バーディー、2ボギーの1オーバー、37の50位で折り返した。

 予定通り、午前10時40分に1番からティーオフ。393ヤードの1番パー4は、ドライバーでフェアウェー真ん中に運んで大喝采を浴びる。第2打でグリーン手前に外し、3打目のアプローチは4メートルショート。パーパットはわずかに外れてボギー発進となった。

 555ヤードの6番パー5で、3オンして2メートルのスライスラインを沈めて初バーディーを奪った。136ヤードの7番パー3は第1打でグリーンを外し、第2打のアプローチが1・5メートルショートしてボギーとなった。世界を魅了した「スマイル・シンデレラ」の注目度は高く、大ギャラリーと大勢の報道陣を引き連れてのラウンドとなっている。

 早朝からスタート直前まで強い雨が降り、渋野組がスタートする頃に止んだ。その後、曇天の下で風が強く吹いている。

 テレサ・ルー(台湾)、申ジエ(韓国)が、3アンダーの首位に並んでいる。渋野と同じく1998年度生まれの「黄金世代」の臼井麗香と原英莉花と小祝さくらの3人に17年賞金女王の鈴木愛、穴井詩、大出瑞月らが2アンダーの3位で追う。

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