◇女子プロゴルフツアー北海道meijiカップ<第2日>10日、北海道・札幌国際CC島松C(6531ヤード、パー72)
前週のAIG全英女子オープンで、日本女子2人目のメジャー制覇の快挙を達成した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が前半9ホールを1ボギーの37で回り、通算1アンダーの17位で折り返した。
午前9時に1番からスタート。ティーグラウンドで渋野の名前とプロフィールがアナウンスされると、早朝から詰めかけた大勢のギャラリーからこの日一番大きな拍手がわき起こった。
風が強く、時折雨の降る難しい状況。387ヤードの5番パー4でボギーが先行した。ドライバーでフェアウェーへ。2打目のアイアンショットがグリーン右手前の斜面のラフへ。3打目は5メートルオーバーし、パーパットはカップ右を抜けてボギーとなった。
世界を魅了した「スマイル・シンデレラ」の注目度は高く、3連休の初日でもあって、この日も大ギャラリーと大勢の報道陣を引き連れてのラウンドとなっている。
アン・ソンジュ(韓国)が、6アンダーで単独首位に浮上している。鈴木愛、申ジエ(韓国)が5アンダーの2位で追う。渋野と同じく1998年度生まれの「黄金世代」の三浦桃香が、4アンダーの4位につけている。