渋野日向子、試合出場明言…ノーベル賞・本庶佑教授からメダル型チョコもらう


プロアマ戦の1番、同組の中嶋常幸(左)、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑氏(右)と談笑する渋野日向子(左から2人目)

プロアマ戦の1番、同組の中嶋常幸(左)、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑氏(右)と談笑する渋野日向子(左から2人目)

 女子プロゴルフツアーのニトリレディスは29日から4日間、北海道・小樽CC(6650ヤード、パー72)で行われる。急性副鼻腔(びくう)炎を発症し、27日の練習ラウンドをキャンセルした渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は28日、プロアマ戦に出場。「予選落ちしても仕方ない調子だけど、最後まで諦めずしっかりやりたい」と試合出場を明言した。

 プロアマ戦では、昨年12月にノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょ・たすく)京大特別教授(77)と回った。ゴルフ歴45年以上でベストスコア78の腕前を持つ本庶教授は、8月のAIG全英女子オープン優勝前の6月頃に、似鳥昭雄・大会会長を通じて渋野を同組に“指名”したという。スウェーデンのノーベル博物館で購入した「メダル型チョコレート」をプレゼントし「これを次(来年)の(海外)メジャーで勝負の場面でかじってくれ」と激励したことを明かした。

 同賞の授賞式をテレビで見ていた渋野は「すごく楽しかった。プライベートでもラウンドをご一緒させていただきたい」と笑顔。NEC軽井沢72(3位)以来、1週間の休養を挟んでの復帰戦は本調子ではないが、“ノーベル・パワー”で乗り切る。(岩原 正幸)

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