◇男子ゴルフアジア・パシフィックアマチュア選手権 第3日(28日、中国・シーシャン国際GC=7041ヤード、パー72)
優勝すれば来年4月の海外メジャー、マスターズ(米ジョージア州オーガスタナショナルGC)と7月の全英オープン出場権が手に入る大会が快晴の中、66選手が参加した第3ラウンドが終了した。桂川有人(20)=日大3年=、米沢蓮(20)=東北福祉大2年=、ブレーク・ウィンドレッド(21)=豪州=、劉永華(21)=台湾=が通算8アンダーで首位に並んだ。以下、日本勢5選手の第3ラウンド後のコメント。
3バーディー、4ボギーの73も通算8アンダーの首位・米沢蓮(20)=東北福祉大2年=「(最終18番のボギーは)3打目と4打目のパットのミスです。スコアは落としても、首位で終われたことは良かったと思う。明日は1打、1打が重要になる。一番良いプレーをした人が勝つと思う。全ホールでバーディーを取るつもりでやりたい。自分とコースとの戦いで緊張すると思います。明日はもう勝つか、負けるかだけなので」
8バーディー、5ボギーの69で、通算8アンダーの首位・桂川有人(20)=日大3年=「(同じ歳の金谷と同組で)プレーで勉強になったり、良い方につられて、いい刺激になっていました。(3番から5連続バーディーを奪取)僕は1つバーディーが来ると、次のホールのパットのイメージがわいてくるんですよ。最終日はせっかくチャンスの位置にいるので悔いを残さないように、チャンスを決めていきたい」
5バーディー、1ボギーの68で通算7アンダーの5位・金谷拓実(21)=東北福祉大3年=「前半はいいプレーができて、後半はピンチをしっかり粘り強くしのげた。アイアン(ショット)の縦の距離感が合わなかった。(同組の)桂川はたくさん良いパットが入っていて、自分も良いプレーをしているのに、あおられている感じでしたね。明日はとにかくティーショットを良い位置に運ぶこと。去年も出遅れて第3、第4ラウンドで伸ばせて勝てたので、どんな状況でもあきらめずに頑張りたいです」
4バーディー、2ダブルボギーの72で、通算3アンダーの14位・中島啓太(19)=日体大1年=「(最終18番は)残り130ヤードからの3打目を池に入れてのダボでした。9番のダボも池に入れてなのでもったいない。その2ホール以外は、4バーディーも取れていいゴルフができていたのですが。ショットはまだ全然良くないですね。差は結構(4打差)ありますがあきらめたくない。(昨年大会2位で)1年間本当に悔しかったので、(最終日は)しっかり集中して回りたいです」
5バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの74で通算イーブンパーの22位・吉原英駿(21)=米カリフォルニア大ロサンゼルス校4年=「今日は良いところもあれば、悪いところもあった。2つのダボがラフからでもったいなかった。昨日までよりもティーボックスが下がっていて距離が長くて、ピン位置も難しかったです。明日はもっとチャンスを増やせるようにしたい」