昨季賞金王の今平周吾 今季初Vへ1打差2位で最終日へ「チャンスがある位置で回れる」


2番、ティーショットを放つ今平周吾

2番、ティーショットを放つ今平周吾

 ◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン第3日(28日、兵庫・東広野GC=7058ヤード、パー71)

 昨季賞金王の今平周吾(26)=フリー=は1イーグル、4バーディー、1ボギーの66で通算13アンダー。1打差2位をキープし、逆転で今季初優勝を狙う。

 今平は最終18番、残り240ヤードから5ウッドで2メートルに2オンさせイーグル締め。1打差2位でホールアウトし「気持ちよかった。(優勝の)チャンスがある位置で回れる」と喜んだ。後半からエンジンが掛かり、10、12、14番でバーディー。66で回り、今季ツアー13戦中(棄権1戦を除く)9戦でトップ10入りの安定感を発揮した。

 前週、韓国開催のツアーのシンハン・ドンヘ・オープン(6位)で気分転換も兼ねて婚約者の若松菜々恵さん(23)を1試合限定で2年ぶりにキャディーで起用。今週から再びプロキャディーとコンビを組むが、「先週自分で歩測したことで、ピンまでの縦の距離感だったり、今週のプレーにも生きている。今までは頼っていた部分もあった」と収穫を得た。

 「最終日はいつも伸ばせていないので、スコアを伸ばせるように」。昨年10月のブリヂストンオープン以来となる通算3勝目で、2年連続の賞金王へ突き進む。

最新のカテゴリー記事