畑岡奈紗、女子大生プロ・河本結と高校時以来の同組ラウンド「大学行きながらプロで生活…すごい」


15番ティーグラウンドで河本結(左)とピースする畑岡奈紗

15番ティーグラウンドで河本結(左)とピースする畑岡奈紗

 ◆女子プロゴルフツアー 報知新聞社後援 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日(28日、宮城・利府GC=6505ヤード、パー72)

 6位から出た世界ランク6位の畑岡奈紗(20)=森ビル=が5バーディー、1ボギーの68をマーク。通算7アンダーで首位と1打差3位に浮上した。

 2番で残り86ヤードを58度ウェッジを握り、ピン40センチに寄せて、この日最初のバーディー。勢いはとどまることを知らず、3、6、8番でもバーディーを重ね「前半は気づいたら4バーディーという感じでした」とうなずいた。後半も、多少のショットの乱れは見られたが、約2メートルのパーパットをいくつも沈めてしのいだ。 この日は、同じ1998年度生まれで、女子大生プロの河本結(21)=リコー=と高校時代以来の同組でラウンド。時より談笑しながら、楽しそうに回り「すごく楽しかった」。河本は日体大生で、ツアーシーズン中も試合がない日は大学へ授業を受講しに通う。畑岡は「結ちゃんは(試合が)休みの週も大学に行っているということで、楽しくも大変だと思う。大学行きながらプロで生活をしているのはすごいな」と感心していた。

 2位以下に8打差をつけて圧勝した、2週前の国内メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯に続く出場試合で2連勝&2017年以来、2年ぶりの大会制覇に向け、絶好の位置で最終日を迎える。「ティーショットはそんなに悪くはないので、フェアウェーキープとアイアンショットでどれだけ攻めて行けるか」と気を引き締めた。

 河本は6バーディー、5ボギーの71で回り、通算4アンダーで首位と4打差の6位をキープ。ホールアウト後、パットを入念に調整し、3月のアクサレディス(宮崎)以来となる逆転での2勝目に備えた。

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