連覇を狙った金谷拓実はプレーオフで惜敗


プレーオフの末、2位となった金谷拓実(左)

プレーオフの末、2位となった金谷拓実(左)

 ◆男子ゴルフアジア・パシフィックアマチュア選手権 最終日(29日、中国・シーシャン国際GC=7041ヤード、パー72)

 強い日差しの下、全競技が終了した。昨年大会覇者で、世界アマランク1位の金谷拓実(21)=東北福祉大3年=は1打差5位で出て6バーディー、3ボギーの69をマーク。通算10アンダーで17年大会覇者の林ギョクキン(中国)と首位に並んで、大会史上初のプレーオフに突入した。

 プレーオフ1ホール目は互いにバーディーを奪い合い、2ホール目でバーディーを奪った林が2年ぶり2度目の優勝。来年4月の海外メジャー、マスターズ(米ジョージア州オーガスタナショナルGC)と7月の全英オープン出場権を獲得した。金谷は来年の全英最終予選会出場権を得た。

 昨年のアジア大会団体金メダリストの米沢蓮(20)=東北福祉大2年=は首位で出て4バーディー、4ボギーの72と伸ばせず、8アンダーの5位で終えた。同じく首位で出た桂川有人(20)=日大3年=も2バーディー、3ボギーの73とスコアを落とし、7アンダーの8位となった。

 18年大会2位の中島啓太(19)=日体大1年=は14位スタートで3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で1アンダーの18位となった。初出場の吉原英駿(21)=米カリフォルニア大ロサンゼルス校4年=は1バーディー、3ボギーの74で、2オーバーの25位で終えた。初出場の青島賢吾(20)=米ウェークフォレスト大3年=は65位スタートで5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、19オーバーの60位で終えた。

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