マキロイ、ラグビー観戦など東京を満喫 11年ぶり日本での試合に「ワクワク」


プロアマ戦の1番、ティーショットを放ち笑顔を見せるマキロイ

プロアマ戦の1番、ティーショットを放ち笑顔を見せるマキロイ

 ◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ・プロアマ戦(23日、千葉・アコーディア習志野CC=7041ヤード、パー70)

 18―19シーズンの年間王者でツアー通算17勝のロリー・マキロイ(30)=英国=がプロアマ戦後に公式会見に臨んだ。今季ツアー初戦を迎える世界ランク2位は「2008年の中日クラウンズ(33位)以来、日本で試合をする。帰ってこられてとてもうれしい。ワクワクしているよ。PGAツアーが日本で初開催されると知ってから、楽しみにしていた。東京を観光することもできた」とリラックスした表情で語った。

 19日には東京スタジアムで行われたラグビーW杯の準々決勝ニュージーランド対アイルランド戦(結果は46―14)を観戦。北アイルランド出身でアイルランドを応援したマキロイは「アイルランドにとってはいい結果ではなかったが、オールブラックスを初めて見ることができた。ハカにも圧倒されたよ。ニュージーランドはとても素晴らしいチームだった。スタジアムも素晴らしい雰囲気だった」と満喫した様子だった。

 マキロイは予選ラウンド(24、25日)でジャスティン・トーマス、ザンダー・シャウフェレ(ともに米国)と回る。コースの印象については「優勝スコアがどうなるかは天気しだい。400ヤード以内の短いパー4もあるが、長いのもある。バーディーを狙うホールもある。パー3のホールも長短あり、バラエティーに富んでいる。コースコンディションはとくにグリーンが素晴らしい。木がたくさん生えていて、ドッグレッグがある、メキシコのコースのような印象だね」と述べた。21日のスキンズマッチと、プロアマ戦で36ホールをプレーした。「メジャーで(事前に)9ホールしか回らずに勝ったこともあるから、あまりコースを知らない方がいい方向に傾くこともある」と自信を見せた。

 日本のファンの印象については「PGAツアー開催に、とても盛り上がっている。昨日も悪天候にも関わらず多くのファンが来て驚いた。ゴルフのことをとても愛している。タイガー(ウッズ)が来ることも大きいと思う。東京で歩いていても何度か気づかれた。こういう新しい経験をすることも好きなんだ」とコメントした。

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