渋野日向子、9位後退も“吉兆の8打差”?9月に大逆転V


3番、パーをセーブし、ギャラリーの声援に応える渋野日向子(カメラ・豊田 秀一)

3番、パーをセーブし、ギャラリーの声援に応える渋野日向子(カメラ・豊田 秀一)

 ◆女子プロゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 第3日(26日、兵庫・マスターズGC=6510ヤード、パー72、観衆6698)

 25日に日没サスペンデッドのため消化できなかった残りのホールと、決勝ラウンドが行われた。6位で出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は21ホールを戦ったがスコアは伸びず、通算6アンダーで首位と8打差の9位に順位を下げた。テレサ・ルー(32)=太陽生命=がトーナメントレコードに1打差まで迫る64を叩き出し、通算14アンダーで単独首位に立った。

 “吉兆の8打差”となるか。渋野は早朝から休憩を挟んで約7時間プレーしたが、4バーディー、3ボギーと波に乗りきれず「伸ばしきりたいところだったので、1個だけだったのは悔しい」と唇をかんだ。首位とは8打も開いたが、先月のデサント東海クラシックでは最終日にその8打差をひっくり返して優勝。再びの逆転劇へ「頑張らないと。明日で2ケタには持っていきたい」と意欲。運命の最終日、しぶこチャージでリーダーボードを駆け上がる。

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