29ホールを戦い抜いたウッズ「膝の状況を踏まえるとうまくいった一日」


最終ラウンド4番、ティーショットを放ち、打球方向を指さすタイガー・ウッズ。日没サスペンデッドとなり、18アンダー

最終ラウンド4番、ティーショットを放ち、打球方向を指さすタイガー・ウッズ。日没サスペンデッドとなり、18アンダー

 ◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ(27日、千葉・アコーディア習志野CC=7041ヤード、パー70)

 タイガー・ウッズ(米国)は第3Rを6バーディー、2ボギーの66で回り、最終Rは11番までを3バーディー、1ボギーで回った。通算18アンダーで、2位の松山英樹に3打差をつけ、最終日(28日)に突入する。

 日没サスペンデッド後、取材に応じたウッズは「バーディーを決めてスコアを伸ばさないとリーダーのままでいるのは難しいと思っていた。今日はリードを伸ばすことを目的としていた。コースが柔らかいので、バーディーを決め続けなければと思っていたが、多くの場面でうまくいった」と振り返った。

 8月には膝の手術を受け、今季初戦を13年ぶり試合となる日本で迎えている。「膝の手術以来、18ホール以上プレーするのは練習ではあったが、カートに乗っていた。歩いたり、パットを読むのにしゃがんだりしなければならないトーナメントとは勝手が違う」。この日は29ホールをプレー。「簡単なことではないし、リードを守っているストレスもあった。これほど膝に負担をかけたことはない。その状況を踏まえるとうまくいった一日だと思う」と語った。

 通算81勝で、ツアー最多勝記録を持つサム・スニード(米国)の「82」まであと1勝と迫る。「やるべきことをやれば勝てるかもしれない。そうなれば82勝目だけれども、とにかく集中しなくてはいけない。勝つために必要なことをしっかりやるだけ」と表情を引き締めた。

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