ジャンボ尾崎、腰痛で途中棄権「諦めの境地に入り出している」


1番、ティーショットを放つ尾崎将司

1番、ティーショットを放つ尾崎将司

 ◆男子プロゴルフツアー マイナビABC選手権 第1日(31日、兵庫・ABCGC、賞金総額1億5000万円(優勝3000万円))

 永久シードの尾崎将司(72)=I.S.T=が腰痛のため、16ホール終了後に棄権した。ブリヂストンオープン以来3週ぶりの出場となったが、前回に続いてのリタイアとなった。16番を終えてのスコアは14オーバーだった。スタート前から違和感があったといい「クラブがこんなに重いとは思っていなかった。体を使って打つことから離れてきているから、手でどうにかしようとするけどそれだけじゃダメだ。練習不足」と嘆いた。

 腰の状態については「1ラウンドやれないんだもん。良くする気持ちがないこともないけど、そうするとまたどっかに負担がかかる」と完全に治すことは難しいことを明かした。次は3週先のダンロップフェニックスへの出場が濃厚だが「諦めの境地に入り出している。今日のゴルフに何の取りえがあるんだよ」と自虐気味に語り、コースを後にした。

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