◆男子プロゴルフツアー 平和PGM選手権第2日(8日、沖縄・PGMゴルフリゾート)
強風の下、第2ラウンドが行われ、全組がホールアウトした。首位タイからスタートした宮本勝昌7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算8アンダーで2打差の2位と好位置を堅持した。5位から出たスコット・ビンセント(ジンバブエ)が65をマークし首位に浮上した。
第1ラウンドボギーなしだったが、この日の宮本は「バック」が光った。出だしの11番でボギー、15番は第1打を奥の池につかまりダブルボギーとするも、17番第2打でピン1メートルにつけてバーディー。18番も連続で取り返した。後半も3番をボギーとするも、すぐに4番でバーディー。女子の渋野日向子がツアーバウンスバック率1位にかけて「“渋野さんバック”って言うんですかね?」とおどけた。6番では「この日一番のラッキー」と、10メートルの長いバーディーパットを沈め「4日間分のラッキーを使い果たしちゃった」と、渋野ばりの笑顔を見せた。
男子ツアーはもちろんだが女子ツアーにも注目しており「予選落ちのときは毎週テレビで見ているよ。渋野さんは『スマイル・シンデレラ』が流行語大賞の候補でしょ?すごいことですよ」と感心していた。だが、すぐに「個人的には『ジャッカル』が好きなんだけどね」。また渋野みたいに笑った。
今季は5月の中日クラウンズでツアー通算12勝目を挙げた。13勝目に向けて「天気予報では毎日風が強くなると聞いています。守るところは守って、攻めるところは攻めすぎないで、慎重にね。1日、1日伸ばせるように頑張りたい」とスマイル全開で意気込んだ。