男子プロゴルフツアーの三井住友VISA太平洋マスターズは14日から4日間、静岡・太平洋C御殿場C(7262ヤード、パー70)で行われる。世界アマランク1位・金谷拓実(21)=東北福祉大3年=が2年連続出場。12日は18ホールの練習ラウンドを行い、11年大会の松山英樹に続くツアー史上4人目のアマ優勝を目指す。
松山と初の同組で回った昨年大会は2日連続の75で予選落ち。「緊張していたし、松山さんの色んなすごさを見て、自分らしさを見失っていた」と振り返った。松山が勝った11年大会を中学1年の金谷はテレビ観戦。「ものすごかったです」と脳裏に焼き付いている。
今年は大学の先輩で、17年日本オープン最終日最終組で優勝争いを演じた池田勇太(33)=フリー=と同組だ。「すごくうまい選手。たくさん勉強になると思います。僕もベストを尽くして良い成績を残したい。もちろん、優勝も目指してはいます」とうなずいた。(榎本 友一)