石川遼、ショットの復調へ「ドライバーとアイアンの正確性を伸ばしていきたい」


石川遼

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 男子プロゴルフツアーのダンロップフェニックスは21日から4日間、宮崎・フェニックスCC(7027ヤード、パー71)で開かれる。賞金ランク4位の石川遼(28)=カシオ=が20日、プロアマ戦で調整。前週は1年ぶりの2週連続予選落ちを喫した。この日は18ホールのうち、課題に挙げるピン2メートル以内に3度つけ、復調の手がかりを得られそうで「先週は2日間で(2メートル以内につけたショットは)ゼロだった。先週はプロアマ戦でもゼロだった。きょうは2メートル以内に3回つけられたし、1アンダーで回れたので」とうなずいた。

 前週はショット、パットともにかみ合わなかった。懸命に、調整に励んでいるが「ドライバーの正確性とアイアンの正確性を伸ばしていきたい。何に取り組むべきかはすごく明確になっている。1日の結果だけではなく、自分の設けている数字を大切にしたい」と語り、練習場へ向かった。

 今季は2勝を挙げ、賞金ランクも4位につける。2009年以来、10年ぶりの賞金王への期待も膨らむが「疲労も他の選手と同じで多少はあるとは思うけど、その中でいかにやっていくか。残り3試合は全部出るつもりだし、最高な状態に体を仕上げて、ベストを尽くしたい」と見据えた。

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