◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン第1日(9日、米ハワイ州ワイアラエCC)
強風が吹き荒れる中、14人が競技を終えられず、日没順延となった。米ツアー1勝の小平智(30)=Admiral=が3バーディー、2ボギーの69で日本勢最高の首位と4打差の1アンダー、暫定16位につけた。同5勝の松山英樹(27)=LEXUS=は4オーバーの同102位、2年連続日本ツアー賞金王・今平周吾(27)=フリー=も8オーバーの同138位と大きく出遅れた。コリン・モリカワ(米国)が5アンダー、65で暫定首位。
小平はフェアウェーを3度しか外さず、パット数は26に抑えた。強風に対応して9人の日本勢唯一のアンダーパーに「落ち着いてプレーできた。リズムに気をつけて、打ち急ぎがないようにした」と胸を張った。10番で2メートル弱のパットを決めてイーブンパーに戻すと、12番では10メートル近いバーディーパットも沈め「ああいうのが決まると楽になる」と笑顔。「少しは成長したと思う」と満足げだった。