国際ゴルフ連盟(IGF)は29日、新型コロナウイルスの影響で東京五輪が1年延期となったことに伴い、男女各60人の五輪出場選手を男子は来年6月21日まで、女子は同28日までの世界ランクで決めると発表した。五輪が今夏開かれていれば男女とも、今年6月下旬の世界ランクで決まる予定だった。
各国の世界ランク上位2人、同15位以内なら4人までが五輪出場権を得るという規定は従来通り。世界ランクは主要ツアーが新型コロナウイルスの影響で中断に入った3月中旬以降、凍結されているが、日本男子は世界ランク22位の松山英樹(28)=LEXUS=、同41位の今平周吾(27)=フリー=の2人。日本女子は世界ランク4位の畑岡奈紗(21)=フリー=、同12位の渋野日向子(21)=サントリー=、同14位の鈴木愛(25)=セールスフォース=の3人が出場権獲得圏内にいる。世界ランクの凍結解除時期などについては今後、発表されるという。