観客の「密」回避へ 米ツアーがメモリアル・トーナメントでハイテクバッジ使用か


 米ゴルフダイジェスト誌の電子版は9日、米男子ツアーのメモリアル・トーナメント(7月16~19日、オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)で観客同士が“密”を作り出すことを避けるため、ハイテクのIDバッジを使用することに言及した。

 エグゼクティブディレクターのダン・サリバン氏が同誌に語ったもので、RFタグというハイテクバッジを用い、観客が密集することを避ける狙いがあるという。係員はギャラリーが付けるバッジで位置を追跡できる。人が集まっている場所が通知されると、社会的距離(1・8メートル以上間隔を空ける)を保つように促すと伝えている。ギャラリーの入場人数も制限するという。

 米男子ツアーは6月11日開幕のチャールズシュワブ・チャレンジ(テキサス州)から再開予定。再開後4試合は無観客で行う方向で、メモリアル・トーナメントは6戦目にあたる。

最新のカテゴリー記事