SWANSブランドのスポーツアイウェアを製造・販売する山本光学株式会社(本社・東大阪市)は15日、アドバイザリースタッフ契約するプロゴルファーの芹澤信雄(61)=TSIグルーヴアンドスポーツ=と石川遼(28)=カシオ=が、同社が製造するフェイスシールドグラス3000枚を日本プロゴルフ協会、日本ゴルフツアー機構、日本ゴルフ協会の国内ゴルフ3団体に寄贈したことを発表した。
同社は、20年近くフェイスシールドを製造・販売してきた。同社を通じて芹澤は「プロトーナメントの現場で様々な感染対策を実施することは、皆様の普段の練習やコンペの際に行う対策の参考にもしていただけるかと思います。スポーツを楽しみながら、感染を防ぐ環境づくりを率先していきたいと思います」とコメントした。
石川も同社を通じて「今後スポーツ界全体が、新型コロナウイルス対策と大会イベントを両立する「withコロナ」の考えを求められています。正しく感染拡大を防止しながら、ゴルフはもちろん、スポーツ界全体が安全・快適にスポーツを楽しんでもらえる環境を整えていければと思います」とコメントを発表した。
一方、フェイスシールドグラスを受け取った日本プロゴルフ協会(PGA)の倉本昌弘会長(64)は、感謝の思いを口にした。「PGAでは、各地区のイベントで使ってもらおうと、理事に何個欲しいのかを聞いている」と使い道も明かした。