8月のプロゴルファー生誕100周年エキシビションマッチで青木功、尾崎将司、中嶋常幸が2012年以来のそろい踏み


都内で記者会見した日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長

都内で記者会見した日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長

 日本プロゴルフ協会(PGA)は15日、都内で第7回マルハンカップ太平洋クラブシニア(8月29、30日、静岡・太平洋C御殿場C、賞金総額5000万円)の開催を発表した。

 また、日本で初めてのプロゴルファー福井寛治が誕生したのが1920年。その100周年を記念して、同大会は8月31日に静岡・太平洋C御殿場Cで、国内男子ツアー通算51勝の青木功(77)、同通算94勝の尾崎将司(73)、同通算48勝の中嶋常幸(65)の「AONレジェンズ エキシビションマッチ(仮称)」を行うことも発表した。新型コロナウイルス感染症対策支援も含めたスペシャルイベントになる見込みという。

 3人による6ホールのエキシビションマッチで、BS―TBSで放送予定。3人と同じく永久シード選手の倉本昌弘会長(64)が、総合プロデューサーを務めるという。大会の場でAONの3人がそろうのは、2012年10月の日本オープン(沖縄・那覇GC)以来となる。

 この日、会見に出席した太平洋クラブの韓俊社長は「日本にプロゴルファーが誕生して100周年。太平洋クラブとしてはこのようなことが実現できたら、と倉本会長にご相談してきた。礎を作られてきた、このお3方を抜きには日本のゴルフは語れない」と経緯を説明した。

 今後の新型コロナウイルスの影響次第だが、8年ぶりのAONそろい踏みだけに、ギャラリーを入れたい意向という。倉本会長は「(AONの)3人がそろうのはもう最後になるのかなと。8月の終わりには、国の基準で屋外でのイベントは、5000人規模まで可能なっているのでは、と考えています」と語った。御殿場市民は観戦無料などの案もあるという。

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