医療従事者支援のチャリティーゴルフカップが兵庫で開催 男子は香妻陣一朗、女子は古江彩佳が優勝!


女子の部優勝・古江彩佳と男子の部優勝・香妻陣一朗 

女子の部優勝・古江彩佳と男子の部優勝・香妻陣一朗 

  ◆医療従事者支援チャリティーゴルフカップ supported by ELECOM 最終日(17日、兵庫・よみうりCC、賞金総額1200万円(男女600万円ずつ)、優勝賞金120万円)

 医療従事者を支援するためのチャリティーカップが16日から2日間、兵庫・よみうりCCで無観客で行われ、プロアマ合わせて男女約120人の選手が出場した。男子の部では香妻陣一朗(25)=フリー=が優勝。ツアー通算12勝の宮本勝昌(47)=ハートンホテル=と通算10アンダーで並んだが、プレーオフを見事1ホールで制した。久しぶりの大会に「試合をやらないと感覚が鈍るので、試合をしていただいてありがたい。緊張しながら回ることができて、この感覚久しぶりだなと思っていました」と振り返った。

 女子の部では昨年アマ優勝を飾り、プロに転向した古江彩佳(20)=フリー=が、2位に3打差をつけ通算9アンダーで優勝した。3番パー3ではプロになって初めてというホールインワンも記録し「試合って普段そんなに喜ぶことがないんですけど、ホールインワンを取って、飛び上がるほど喜べたのは良かった。本当にうれしい。試合感覚がなくなっているのを実感したので、久しぶりに試合ができて良かった」と笑顔を見せた。またホールインワン賞で獲得した賞金30万円については「寄付したいなと思っています」と明かした。

 今大会はエレコム社の葉田順治社長の「関西で何かチャリティーをやりたい」という考えのもと、約4週間前に企画された。報道陣も約40人ほど集まり、ソーシャルディスタンスなどにも気をつけながら、選手へのインタビューなどの取材も行われた。クラブハウスには寄付金箱が設置され、プロから集められた寄付金はエレコム社など協賛各社から集められた500万円とともに、大阪市を通じて医療機関などに寄付される予定だ。葉田社長は「開催にはリスクもあると思いましたが、この2日間やり遂げることができました」と大会の完走を喜んだ。

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